トンヌラ頑張れ。超頑張れ。

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□ トンヌラ王子の冒険 □

犬王女・3

 僕は唇を噛んで自分の中の感情を閉じ込めようとした。けれど僕の股間は火照り、
ペニスは充血して天を指している。中途半端に火をつけられた欲望は、行き場を求めて
僕の中で暴れていた。
(違う、僕はそんなこと望んでない)
必死に首を振る耳元に、内なる声が囁く。

―なにを体裁ぶっている。お前、本当は力ずくで犯されたかったんだろう?
―子宮があふれるほどに精子を注がれて、孕まされたいんだろう?

「ちがうよ……ちがう………………」
己の肩を抱き、ぽろぽろと涙をこぼす。肉の衝動はいっかな収まってはくれない。
(………………………………………………………………)
僕はためらいながら震える指を自分の乳房に伸ばした。
(んっ……)
ふくらんだ乳首をつまむと、びくりと全身が震える。
父様……母様。こんないけないことをしてしまう僕を、さぞ蔑まれるでしょうね。
(でも……僕、このままじゃ……おかしくなってしまう)
そのまま力をこめると指は簡単に乳房にめりこんだ。自分で触ることなど滅多にないが、
驚くほどに柔らかい。
「ふ、うん……」
王子の手つきを思い出しながら、パン生地をこねるように揉みつつ乳首をころがしてみる。
もどかしい快感は僕の全身を支配し、愛液はさらに溢れ出す。
「はぁ……おま●こジンジンする……触りたいよぉ……」
けれど、手枷に遮られて同時に両所を刺激することはできない。朦朧とした視線をあげると、
壁に立てかけられた王子の剣が目にとまった。
(………………………………………………)
熱い息を吐いて寝台に目をやる。王子は背中を向けたまま寝入っている様子だった。
僕はこくりと喉を鳴らしながらそちらへ近づいた。シースに納められた王子の剣はごつく、
まるで彼のペニスそのものを象徴しているかのようだった。
「んん……」
くちゅ。
僕はそっと腰をおとし、陰唇をこすりつける。
「きゃはぁっ……!!」
途端に、雷に打たれたような刺激が背筋を走りぬけた。
「あんっ、はぁ、はうんんっ……!!うそっ……こんな、き、きもちい……」
自然に腰が動いてしまう。ぬるぬるぬちゃぬちゃと淫靡な音をたてて、月経血と愛液が
飛び散った。
「はあ、はあ、お、おま●こ……きもちいい……」
淫らに腰を浮かせてペニスの裏側を刺激する。もはやそれは僕にとって巨大なクリトリスに
他ならなかった。
「ごめんなさい、ルル、とうさまぁ……!!僕っ……僕ぅ、女の子の部分で
 オナニーしちゃってるうっ……おま●ことおっぱいで感じてゆのぉっ……!!!」
もはや王子の剣は僕の愛液と血でべとべとに濡れ、真赤に染まりあがっている。
(王子が起きたら、ぜったいにしかられる………)
でも、今はなんにも、考えられない。

「ああぁぁん!!王子ぃっ、僕、いっちゃう!!おま●こオナニーでいっちゃうよおぉぉうぅぅ!!!」

押し殺せない叫びが口から漏れた。次の瞬間、頬すれすれをかすめて一筋の光が走る。
僕のすぐ背後で、腹の底が凍りつくような恐ろしい咆哮が轟いた。
「っ!!??」
じゅるぷっ!
ひざをつく僕の脚の間から、王子が素早く剣を引き抜く。
「ヒッ!!」
……その刺激で、僕はあっけなく達してしまった。
「数が多い、援護しろ」
「っは……はい」
必死に息を整えながら向き直る。低い唸り声と共に、薄闇に光る禍々しい紅がふたつ、四つと
みるみるうちに数を増していく。そのうちの一体には、肩口に王子の投げつけたナイフが
突き立っていた。己の死を受け容れぬ魔狼―アニマルゾンビ。彼らは身構える間もなく
僕に向かって飛び掛ってきた。
「うあっ……!!」
身をかがめた僕の頭上すれすれを王子の剣が薙ぐ。切り裂かれた魔狼の前脚から
腐汁が雨滴のように降り注いだ。
「ぼやぼやするな!!」
「ご……ごめんなさい」
僕は必死に呪文の詠唱を始める。

『天駆ける龍の嘆き大気を濯ぎ,命育める地の清らな種水とならん―巡れ!!』

緑色の光が魔狼たちを包み込む。次の瞬間、彼等の穴という穴から蛆虫の群れが
爆発的な勢い溢れ出した。内なる圧力に耐え切れず、彼等の脆い肉体は次々と弾け飛ぶ。
生命力を活性化する『ベホイミ』の呪文は、彼らアンデッドに対してこのような結果を
もたらすのだ。まるまると肥え太った蛆虫達は狼の死体を真っ白に覆いつくし、
みちみちと音を立てながら腐肉を貪っている。
「ううっ……」
僕は頭を振って髪の間にもぐりこむ蛆を振り落とした。
「よくやった」
王子はそう言っていきなり僕を抱き上げた。
「あっ……」
そのまま隣室へ運ばれる。そこは王の寝室よりもまだ痛んでおらず、ベッドの天蓋も
そのまま残っていた。王子はシーツの一端を破ると、僕の内腿と下腹部を拭き清めはじめた。
「あ、あの、ズィータ様……」
「あんな盛大に血の匂いを撒き散らせば、魔物を呼んでるようなもんだ」
「っ………………」
頬が燃えるように熱くなった。
「お、起きていたのか…………?」
「邪魔をしては悪いと思ったものでな」
「………………………………!!!」
僕はきゅっと唇を噛み締めた。何も言い訳は出来ない。僕は出来損ないなだけでなく、
淫らな肉欲にすぐ負けてしまう意志薄弱な人間なのだ。
「ひとり遊びをするなら、もっと周りに気を配れ。お前には、子を孕むまで死んで
 もらっては困るからな」
「ぼ、僕……僕は………うっ……ひぐっ……」
「おいおい、勘弁してくれ。すぐ泣く女は嫌いだぜ」
「僕は女じゃないっ!!!それに、あなたになんて好かれたくないよ!!」
「ああ、はいはいはい」
あくまでも馬鹿にするような口調で、王子は僕の頭をぽんぽんと叩いた。
「ほら、そっちの脚上げな」
シーツの切れ端を器用に僕の腰へあてがう。
「これで少しは外に漏れる匂いを防げる」
「あっ……や、やだよ、こんな格好……」
自分の姿に気付いて、僕は赤面した。まるでおむつをつけられているようだ。
「そのまま用を足してもいいぞ、そうしたら俺が換えてやる」
「誰がそんなことっ………………!!!!」
これじゃ、ますます逃げ出すこともできない。こんな姿、王子だといってどこの誰が
信じてくれるだろうか。
「いいからトンヌラ、それより結界を張れ。そろそろ魔物の気配が濃くなってきた。
 いちいち戦うのも馬鹿らしい」
「…………………………」
僕は黙って聖水を地面に撒き、魔物を退ける結界を張った。

 王子の言う通り、風に乗って得体の知れぬ唸り声がそこかしこから聞こえ始める。
日が落ち、魔物たちの目覚める時間となったのだ。
(マリア様は、ほんとうに現れるのだろうか)
僕はまた少し不安に陥った。この城には生きるものの気配がまるで感じられない。
全体、いかにすぐれた魔法力を持つあの方といえ数知れぬ魔物達の中に放り込まれて
ひとりきりでどうして無事で居られようものか。

……いや、そんなことは考えちゃいけない。信じるのだ。あの方はマスタードラゴン様の
ご加護を受けた聖女なのだから。

 やがて日はとっぷりと暮れ、廃城を闇の帳が包み込んだ。

「……来た」
それまで黙って風の音に耳を傾けていた王子がふと顔をあげる。僕ははっとして
その視線を追った。

崩れた窓から大広間が見下ろせる。……そこに、悪夢のような光景が広がっていた。
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Date:2009/11/01
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Thema:18禁二次小説
Janre:小説・文学

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